徹底した相互通行型授業で考え、プレゼンテーションする【大橋清貫】
ー生徒がみんな、ものおじせずに積極的にプレゼンするのはなぜ?
三田国際学園の学びの姿勢は「貢献」、そして「共生」を基本にしています。教えてもらうのを待つのではなく、自分で考え、意見を表明することが全体の学びに貢献するという考えをことあるごとに語り、強調しています。
また、持続可能性の本質は共生です。入学時合宿で、排他的でない、平等である、誰でもリーダーになるチャンスがある、人と違うのが当たり前等、共生の考えを徹底的に教え込み、この学校ではそれが担保されるのです。
先生方は生徒の探求心を刺激する問い(トリガークエスチョン)を常に工夫しています。唯一の正解を求めるのではなく、自分独自の意見が求められる問題ですから、間違って恥をかきたくないという消極的な思いはなくなります。そしてプレゼンすると独自性を先生が評価し、みんなが拍手するという流れ。プレゼンは誇らしい心地よい行為として定着します。
その結果、うちの生徒は白紙問題に強いのです。自分で組み立ててどんどん論理展開できますから。
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